2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

田中千世子(映画評論家)さん 東京映画祭で監督作品上映

『能楽師 伝承』が完成、英語字幕もあがったので、『海と自転車』の編集にとりかかる。 東京国際映画祭<日本映画・ある視点>で『能楽師 伝承』が上映されます。10月30日には佐野史郎さんが舞台挨拶の予定です。

「白いリボン」 田中千世子(映画評論家)さん評

ハネケは苦手だが、……全文はこちら

2010年12月公開映画グランプリ更新

【2010/10/14更新】 田中千世子さん「白いリボン」に投票 第1位に1位 白いリボン (2票) http://www.shiroi-ribon.com/(http://www.twin2.co.jp/) 12月公開 田中千世子(映画評論家) 宮崎祐治(イラストレーター) 選評はこちら ※1票獲得●ノルウェイの森…

まつかわゆま(シネマアナリスト)さん 「ゲゲゲの女房」のこと

追加、といっちゃなんですが、一番とは言えないけれど「ゲゲゲ」も結構好きでした。 哲学者・内山節さんの「日本人はなぜきつねにだまされなくなったのか」という本を読みまして、日本が、日本人が、日本文化が、日本列島文明が、徹底的に変化したのが1965年…

まつかわゆま(シネマアナリスト)さん カンヌのドキュメンタリー報告

ドキュメンタリー映画のメルマガ「ネオネオ」http://www.melma.com/backnumber_98339_4980820/に三回連続でカンヌ映画祭のドキュメンタリー映画状況についてレポートしました。 三回目はレイフ・ファインズの妹であるソフィ・ファインズ監督の作品について。…

「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」 まつかわゆま(シネマアナリスト)さん評

……しかし、この作品を見ると、少なくともジョン・レノンの場合、"母"の存在がその活動に大きな影響を及ぼしたのだということが納得できる。この視点に説得力を与えたのが女性監督であることを、私はうれしく思う。……全文はこちら

2010年11月公開映画グランプリ更新

【2010/10/13更新】 「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」にまつかわゆまさん投票 第1位に1位 ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ (3票) http://nowhereboy.gaga.ne.jp/ 2010/11/5公開 まつかわゆま(シネマアナリスト) 高村英次(映画ライター…

高崎俊夫(編集者)さん 虫明亜呂無『紅茶とヒース』乞うご期待

虫明亜呂無の<スポーツと恋愛>をモチーフにした短編集『紅茶とヒース』(清流出版)がもうすぐ完成します。昨年、同じ版元から刊行した『女の足指と電話機――回想の女優たち』『仮面の女と愛の輪廻』で虫明さん独特のロマンティシズムの芳香に満ちたエッセ…

「ソフィアの夜明け」 高崎俊夫(編集者)さん評

……とりわけ、彼らが夜な夜な彷徨するソフィアの街の描写が鮮烈で、闇を抱えたひと気のない荒廃した集合住宅や、新宿歌舞伎町のような混沌とした歓楽街にはやるせない疲弊感がにじんでもいる。……全文はこちら

2010年10月公開映画グランプリ更新

【2010/10/12更新】 「ソフィアの夜明け」に高崎俊夫さん投票 初登場1位 ブロンド少女は過激に美しく (4票) http://www.bowjapan.com/singularidades/ 2010/10/9公開 佐々木淳(フリーエディター&ライター) 山田宏一(映画評論家) 高崎俊夫(編集者) …

公募脚本を読む日々 野村正昭(映画評論家)さん

城戸賞をはじめとして、大量に(それこそ山のように!)公募脚本を読む日々がはじまり、もう字を読むのも書くのもウンザリ。これが一段落したら映画賞の季節に突入するのかと思うと、1年が経つのは本当に速い。

「森崎書店の日々」 野村正昭(映画評論家)さん評

この殺伐とした時代の中にあっては、異空間のような場所を垣間見ることのできる幸せ。……全文はこちら

2010年10月公開映画グランプリ更新

【2010/10/11更新】 「森崎書店の日々」に野村正昭さん投票 初登場1位 ブロンド少女は過激に美しく (4票) http://www.bowjapan.com/singularidades/ 2010/10/9公開 佐々木淳(フリーエディター&ライター) 山田宏一(映画評論家) 高崎俊夫(編集者) 上…

「悪人」批評 清水節(編集者/映画評論家)さん

2ヵ月前、このコーナーで 『悪人』への批判的言及をしたところ、もう少し踏み込んで聞かせてくれという声を戴いた。最大の敗因は、原作者による脚色にあったと僕は考えている。殺人を犯した青年の実像を直截に描かず、周辺人物の言葉から炙り出していく原作…

清水節(編集者/映画評論家)さん近況 3つの上映イベント

なぜかこの2ヵ月で、劇場での上映イベントに3つも関わることになった。 1つめは、司会進行役を務めさせて戴いた9月18日(土)の<『帰ってきたウルトラマン』庵野秀明監督セレクション10+1;オールナイトイベント上映会>(池袋・新文芸坐)。 2つめは、明…

「ヘヴンズ ストーリー」 清水節(編集者/映画評論家)さん評

『悪人』が観念的で矮小な映画に思えてくる。……全文はこちら

2010年10月公開映画グランプリ更新

【2010/10/10更新】 「ヘヴンズ ストーリー」に清水節さん投票 初登場1位 ブロンド少女は過激に美しく (4票) http://www.bowjapan.com/singularidades/ 2010/10/9公開 佐々木淳(フリーエディター&ライター) 山田宏一(映画評論家) 高崎俊夫(編集者) …

「泥の惑星」解説を書きました 皆川ちか(ライター)さん 

11月13日より開催の「映画一揆 井土紀州2010」チラシに、「泥の惑星」解説を書かせていただきました。

「ゲゲゲの女房」 皆川ちか(ライター)さん評

善男善女の物語だったTV版とは対照的に、こちらは絶対的な他者同士としての“夫婦”関係。……全文はこちら

2010年11月公開映画グランプリ更新

【2010/10/9更新】 「ゲゲゲの女房」に皆川ちかさん投票 第1位に1位 ゲゲゲの女房 (3票) http://www.gegege-eiga.com/ 2010/11/20公開 皆川ちか(ライター) 宮城正樹(映画・音楽・小説分析評論家) 宮崎祐治(イラストレーター) 選評はこちら2位 ノーウ…

「冬の小鳥」 渡部実(映画評論家)さん評

……韓国映画の奥深さははかり知れないという印象です。全文はこちら

2010年10月公開映画グランプリ更新

【2010/10/6更新】 「冬の小鳥」に渡部実さん投票 第2位に1位 ブロンド少女は過激に美しく (4票) http://www.bowjapan.com/singularidades/ 2010/10/9公開 佐々木淳(フリーエディター&ライター) 山田宏一(映画評論家) 高崎俊夫(編集者) 上野昂志(…

「ノルウェイの森」 西脇英夫(映画評論家)さん評

……もし日本の監督が映画化してたいらどんなになっていただろうと、想像するだに恐ろしい。全文はこちら

2010年12月公開映画グランプリ更新

【2010/10/7更新】 西脇英夫さん「ノルウェイの森」に投票 初登場※1票獲得●ノルウェイの森 http://www.norway-mori.com/ 2010/12/11公開 西脇英夫(映画評論家) 選評はこちら●最後の忠臣蔵 http://wwws.warnerbros.co.jp/chushingura/ 2010/12/18公開 西脇…

三留まゆみ(イラストライター)さんから「両国フォークロアセンター40周年記念コンサート」のこと

三留まゆみ(イラストライター)さんからメールが届きました。友人がこんなコンサートを企画しました。 http://folkloren.exblog.jp/面白いステージになりそうです。 お時間ありましたら、ぜひ! 宣伝&広報を手伝っているのですが、なかなか告知が行き渡ら…

フィルメックスや岡本喜八サイトにかかっています 佐々木淳(フリーエディター&ライター)さん

3年以上かかった「東宝75年のあゆみ」という大作の編集を5月に終え、現在は11月に開催される「東京フィルメックス」の公式カタログ編集中(今年もアピチャッポン・ウィーラセタクン、ジャ・ジャンクー、アモス・ギタイ、アッバス・キアロスタミ、イ・チャ…

「ブロンド少女は過激に美しく」 佐々木淳(フリーエディター&ライター)さん評

……しかし最も驚くべきなのは、これほど私たちを巧妙に導きながら、そこに、すでにどこかの映画でお目にかかったような話法の既視感がほとんど感じられないことだ。映画はもうすぐ115歳になろうとしているというのに。映画の歴史に勝るとも劣らぬこの10…

2010年10月公開映画グランプリ更新

【2010/10/6更新】 「ブロンド少女は過激に美しく」に佐々木淳さん投票 第1位変わらず1位 ブロンド少女は過激に美しく (4票) http://www.bowjapan.com/singularidades/ 2010/10/9公開 佐々木淳(フリーエディター&ライター) 山田宏一(映画評論家) 高崎…

シナリオ出版拒否事件 山田宏一(映画評論家)さん

じつに腹立たしい――というのも、「脚本出版拒否の絲山秋子氏勝訴 原作者の権利認める」という見出しで、こんな記事が朝日新聞に載っていたのです。 脚本家の荒井晴彦さんとシナリオ作家協会が芥川賞作家の絲山(いとやま)秋子さんを相手取り、絲山さんの小…

クロード・シャブロルの死 山田宏一(映画評論家)さん

ヌーヴェル・ヴァーグの中核となった映画研究誌「カイエ・デュ・シネマ」の批評家から先陣を切って映画監督に進出したクロード・シャブロルの訃報が伝えられました。享年80歳。ヌーヴェル・ヴァーグの旗手として20代に「美しきセルジュ」(57)、「いとこ同…