2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

書籍『英国コメディ映画の黄金時代――「マダムと泥棒」を生んだイーリング撮影所』 山田宏一(映画評論家)さん

こんな――もちろんすばらしい――映画の本まで出るとは! ただもうオドロキです。チャールズ・バー著、宮本高晴訳、清流出版(いまや唯一最高の映画の味方と言ってもいい出版社なのだ!)。私は原本(「Ealing Studios」)をずっと持っていて、なかなか読めずに…

DVD「地獄の英雄」 山田宏一(映画評論家)さん

まるでチリ鉱山落盤事故の報道ぶりをいち早く、あざとく描いたような、ホットな時事的迫真性のある映画です。といっても、じつは1951年のビリー・ワイルダー監督の白黒作品。DVDで発売されました(ジュネス企画)。事件をでっちあげるために巧妙にあくどくふ…

「ブロンド少女は過激に美しく」 山田宏一(映画評論家)さん評

ポルトガル映画の巨匠と言うべきか、異端の名匠と言うべきか、100歳になってもなお元気いっぱいのマノエル・デ・オリヴェイラ監督の、これはたぶん最高作です。……続きはこちら

2010年10月公開映画グランプリ更新

【2010/10/5更新】 「ブロンド少女は過激に美しく」に山田宏一さん投票 第1位変わらず1位 ブロンド少女は過激に美しく (3票) http://www.bowjapan.com/singularidades/ 2010/10/9公開 山田宏一(映画評論家) 高崎俊夫(編集者) 上野昂志(映画評論家) …

ヒッチコックの3D版“ダイヤルM”を探せ! 高村英次(映画ライター)さん

『ダイヤルMを廻せ!』・・・毎回見ながら、つくづくヒッチコック作品ぽくないなぁと思うのですが(もっともソコが好きな点でもあるんですが)、 「(舞台を映画にする時は)物語を拡げて映画的にするのはもってのほかだ」とか、 「ヒットの要素である――そ…

「祇園囃子」と関西弁 宮城正樹(映画・音楽・小説分析評論家)さん

関西公開前の新作映画を毎日1本分析する、「映画分析研究所」ブログを昨年12月11日より開始いたしました。アドレスはhttp://maseiga.cocolog-nifty.com/であります。この10月10日には、300日300作連続くらいになります。でもって、そのメイキングやら、日々…

「クレイジーズ」 宮城正樹(映画・音楽・小説分析評論家)さん評

……数カ月前に試写室で鑑賞して、ベストワンにしようかどないかと、迷いに迷った「ゾンビランド」に匹敵する仕上がりどす。……全文はこちら

「ゲゲゲの女房」 宮城正樹(映画・音楽・小説分析評論家)さん評

……優等生的なNHKの朝ドラ・ランチタイム再放送テレビドラマ版より、よりエキセントリッキーになった感がしよる映画版どした。天下のNHKはんやから、そらあんまし「R-18」「R-15」指定映画みたいに、エグイのんは映されへんでおましょう。でも、コチラの映画…

2010年11月公開映画グランプリ更新

【2010/10/1更新】 「クレイジーズ」に宮城正樹さん投票 第1位に 「ゲゲゲの女房」に宮城正樹さん投票 第1位に1位 ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ (2票) http://nowhereboy.gaga.ne.jp/ 2010/11/5公開 高村英次(映画ライター) 宮崎祐治(イラス…