三留まゆみ(イラストライター)さんから「両国フォークロアセンター40周年記念コンサート」のこと

三留まゆみ(イラストライター)さんからメールが届きました。

友人がこんなコンサートを企画しました。
http://folkloren.exblog.jp/

面白いステージになりそうです。
お時間ありましたら、ぜひ!
宣伝&広報を手伝っているのですが、なかなか告知が行き渡らず、苦戦してます。応援してください。(Twitterやblogで取り上げていただけるとうれしいです)

三留まゆみ

以下、プレスリリースをコピペしますね。

両国フォークロアセンター40周年と国崎清秀氏

JR両国駅西口を出て、隅田川沿いを下流にむかって歩くこと10分、民家の一階、歩道に面したところにガラスの入った木のドアがあり、上に掲げてある看板には、英字で FOLKLORE CENTER TOKYO・両国 since 1970 と記してあります。
そう、ここが音楽好きの方には伝説の聖地、両国フォークロアセンターで、1970年の開設以来、故高田渡友部正人豊田勇造ら数多くのフォークシンガーがここに集いライブ演奏を行った元祖ライブスペースです。先日は、中川五郎がワークショップとライブを行い、超満員となり入りきれない観客は道にまで溢れるほどでした。

その両国フォークロアセンターは今年2010年で、40周年の節目の年を迎えます。センターの主宰は、国崎清秀氏。彼は、カントリー&ウエスタン音楽の早熟な一ファンでしたが、1960年代半ば、中学生の時に、来日したフォークソングの神様ピート・シーガーに会いに行き、シーガーからバンジョーの教則フィルムをプレゼントされたことから、その頃はまだ楽器も楽譜も情報がほとんど入って来ていなかった新しい外来音楽、「フォークソング」の普及と発展に生涯を捧げる決意をします。

そして、その教則フィルムを抱えて全国を回り、バンジョーの演奏法を知りたがっていた全国の音楽ファンは彼の持ってきた映画の中でのシーガーの教授する演奏に目を瞠りました。まだDVDどころか、ビデオテープも一般には出回っていない時代の話です。

国崎少年は図らずとも音楽愛好家、ミュージシャン志望の若者たちの間では一躍有名人となり、彼の元に多くの同好の仲間たちが集まるようになります。

そして、当時、フォークソングの本場、米国では、ニューヨークやデンバーに「フォークロアセンター」という、ミュージシャンたちが集い、ライブを行ったり情報や連絡を交換し発信する場があることを知るや、日本でも開設しようと思い立ちます。そして、自宅であった蕎麦屋の二階の自室を友人たちと改造し、狭いながらも音楽仲間、愛好家、ミュージシャンたちがいつでも来て集い、楽器も演奏できるような場所、「両国フォークロアセンター」が1970年に誕生しました。

以来そこには、開設前から国崎家を訪れていた故高田渡をはじめ、小室等氏や有名無名を問わず日本のフォークシンガーのほとんどが訪れ、唄い語らいそこで観客と共に時を過ごしました。海外からも、ランブリン・ジャック・エリオットやデイブ・バン・ロンク、トム・パクストンら著名シンガーが訪れています。

また、そこに集った若者たちの中には、後に「たま」として、バンドブームの波に乗り、大ヒット曲を出して紅白にも出場した知久寿焼石川浩司の顔もあり、「たま」の結成にはフォークロアセンターの存在を抜きに語れません。他にも映画音楽などで活躍中の佐久間順平のユニット「林亭」など多くの優れたミュージシャンがセンターから生まれ旅立っていきました。

現在センター設立40周年を記念して、その歴史をまとめた記念本が出版の予定で発売に向けて調整中ですが、それとは別に今年2010年の秋、近く10月11日(祝日)に、40周年記念のコンサートが浅草の木馬亭で、フォークロアセンター縁のミュージシャンが多数集い開催が決定しています。

出演は、その「たま」のお二人に、中川五郎、村上律、中塚正人らベテラン勢に今やフォーク界きっての人気者、各種メディアで話題のかんから三線岡大介、噂のボードビリアン・バロンなかざわと世界一周楽団、そして、期待の若手「くもりな」や友部正人の息子小野一穂ら、その数何と約20組。

まさに新旧の実力派アーチストが一堂に会する夢のコンサートが実現しました。日々消費され消えていく後に何も残らない商業音楽とは一線を画す、確かなメッセージある歌を聴かせくれるミュージシャンばかり次々登場いたします。

ぜひぜひ、多くの観客に来て頂きたいと思います。国崎清秀氏とフォークロアセンターとは、いったいどんな活動をしてきたのか、音楽を通して確認する機会でもあります。このコンサートを通して「音楽の今とこれから」が示せると確信します。


どうか、広く、マスコミ媒体で国崎清秀氏とこのコンサート及びフォークロアセンター40周年という「事件」を大きく取上げて頂けたら幸いです。

他の出演者、時間、料金などのコンサートの詳細は、窓口サイト http://folkloren.exblog.jp/

★両国フォークロアセンター 連絡先 03-3631-8273  国崎清秀

以上 文責 40周年記念実行委員会 マスダ昭哲 
090-8175-8479  masdart@corp.email.ne.jp

どんなことでもお気軽にお問い合わせ下さい。   
国崎氏への取材もぜひお願いします。 マスダ