増當竜也さん

「442日系部隊 アメリカ史上最強の陸軍」 増當竜也(映画文筆)さん評

……442部隊のことは小学生の頃、望月三起也の戦争漫画『最前線』を読んで以来、ずっと興味を持っていましたが、ここで明らかになる数々の真相には驚かされっぱなしです。……全文はこちら

「行きずりの街」 増當竜也(映画文筆)さん評

80年代セントラルアーツ作品の懐かしい匂いに満ちた作品。……全文はこちら

「マリア様がみてる」 増當竜也(映画文筆)さん評

……こんな作品こそ、それこそ黒澤映画のような入念なリハーサルが必要なのでしょう。……全文はこちら

「武士の家計簿」 増當竜也(映画文筆)さん評

……森田演出で『浮浪雲』をやったら、きっと面白くなりそう。全文はこちら

「エクスペンダブルズ」 増當竜也(映画文筆)さん評

……もはや達観の域に達したシルヴェスター・スタローンという映画人がもたらした映画の奇跡。……全文はこちら

「ヘヴンズ ストーリー」 増當竜也(映画文筆)さん評

『悪人』が浄土真宗の悪人正機説なら、こちらはキリスト教の「復讐するは我にあり」ですね。ここでも、よく勘違いされていますが“我”というのは“神”という意味であって、決して自分ということではありません。つまり「復讐は神にのみ許された行為であり、人…

「君に届け」 増當竜也(映画文筆)さん評

……なんて、そんなこと、もうどうでもいいのです。とにかくこの映画が好きだ! という想いのみ。いや、とにもかくにも、多部未華子ちゃんは、まるでこの映画のヒロインを演じるために生まれてきたのではないかと思えるほどの好演でした。……全文はこちら

「悪人」 増當竜也(映画文筆)さん評

……「善人なほもて往生をとぐ、いはんや悪人をや」。ここでの悪人とは悪い奴という意味ではなく“罪深き者”という意味で、要するにほぼ全ての人間のことを指しています(善人は例外的に仏に見染められた聖人的イメージとして捉えたら、と.)。……全文はこちら

増當竜也(映画文筆)さん 佐藤純彌監督インタビューのこと

キネマ旬報10月下旬号(10月5日発売)にて『桜田門外ノ変』佐藤純彌監督インタビューをやらせていただきました。自分が仕事でこんなことを言うのは初めてですが、自信があります。読んでください。

「十三人の刺客」 増當竜也(映画文筆)さん評

ベストとは思っていません。むしろ、ベストなショットと首をかしげるショットが同居している居心地の悪さを感じつつ、ベストなショットがあまりにもインパクトだったもので、思わず書いてしまいます。……全文はこちら

「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」 増當竜也(映画文筆)さん評

……れんを演じる佐藤寛子の豊潤な肉体の美が男を誘い、破滅へと誘うに足る説得力を持ち得ているのは、『花と蛇』以降、いわば21世紀に入って石井監督が身につけた新たな女の描出法でもあるのでしょう。……全文はこちら

「桜田門外ノ変」 増當竜也(映画文筆)さん評

私の今年のベスト1映画です。簡単に申せば、これは『新幹線大爆破』時代劇版といっても過言ではなく、どちらも移り変わっていく時代に対し、前者は犯罪、後者はテロという形で挑戦していった男たちが、いかに心情的には同情の余地があろうとも、やはり波に…