「クロッシング」 高村英次(映画ライター)さん評

……銃撃戦や警官の行動を連続した長いカメラワークで追うのは、オーソン・ウェルズの腐敗警察サスペンス「黒い罠」(1958)などでお馴染みの手法だが、フークワ監督のそれには悪(または善)に傾斜していく警官の内面を執拗に見せていこうとする意図が感じられ、強靱なテンションでスクリーンに引っ張り込まれて思わず時間を忘れる。……全文はこちら